「とても簡単だけれど、とにかく最初の一歩を踏み出すちょっとした勇気なんです」
思い返せば、“美しい手書き文字”と出会いが自分を成長させようと踏み出したあの一歩が今の自分につながっているといいます。
今私は自宅の和室を教室にして、平日は毎日午後2時から夜は遅ければ9時頃まで、多くの生徒に囲まれて、私流に体力勝負の“美しい手書き文字”指導をしています。隣の幼稚園で「さようなら」の声が聞こえた2、3分後には家のドアが開き、小さな生徒がお母さんに手を引かれ、“美しい手書き文字の追求”にやって来ます。しかし、小さく可愛い生徒の時間は、笑いの教室です。私の予想もしないことが起こるので、本当に毎日がスリリングで楽しいですね。