生涯を書道教育に尽くされた偉大な恩師
續木湖山先生略歴
明治44年愛知県新城市生。昭和7年愛知県第一師範学校卒。書道教育を終生の目標とする。年に数人といわれる難関の文部省試験「文検習字」に合格。昭和15年より山梨師範学校(現・山梨大学)奉職。助教授となる。昭和21年から国立東京学芸大学に転じ、助教授・教授として活動。退官後、昭和47年から帝京大学文学部に招かれ、教授・書道研究所所長となる。同大学には82歳の平成5年まで勤め、名誉教授に。東京書道教育会には昭和36年から関与。昭和53年に理事、56年理事長就任。全国の受講生の直接指導に当りレベルを飛躍的に高めた。小・中・高校や大学での書道教育研究機関、全日本書写書道教育研究会副会長、全国大学書道学会会長、全国大学書写書道教育学会会長を歴任、平成11年書写検定を実施する日本書写技能検定協会会長を兼務。