【美文字への第一歩】ボールペンの正しい持ち方を知ろう!

美しい文字を書くには、強弱をつけたりバランスをとったりする必要があります。それらを効果的に行うには、ボールペンを正しく持つことが欠かせません。正しい持ち方を身につければ、美文字を書けるだけでなく、文字を書いていても疲れにくくなります。

 

ここではボールペンの正しい持ち方をご紹介します。

 

美文字に不可欠な指のバランス

ボールペンで文字を書くときには、親指、人差し指、中指でボールペンを支えます。

親指は主に力を加えるのに使い、人差し指がそれをハンドリング、中指がそれらを止めたり支えたりしています。これらが絶妙なバランスを保つことによって美しい文字が成り立っているのです。そのためこのバランスが崩れてしまうと、キレイな文字を書くことができません。

持ち方を改善せずに文字の形を美しくすることは、不可能ではありません。しかし、間違った持ち方をしていると指にかかる負担が大きく、美しい文字を維持することは非常に難しくなります。常に美しい文字を書き続けられるようにするには、安定した持ち方を習慣づけることが大切です。

 

正しく持ってみよう

では、正しくボールペンを持つにはどうすれば良いのでしょうか。

ポイントは3つあります。

 

三角形の隙間を作る

まずボールペンを親指、人差し指でつまむように持ちます。持つのはペン先から3センチほどの場所です。持ったらそこに中指を添えるようにします。このときどこか1本の指に力を入れるのではなく、どの指にも均等に力を入れるようにしましょう。

下から見たときに、ちょうど3本の指が三角形になり、ボールペンを囲んでいるような形になるのがベストです。この形になるとどの方向にもボールペンがスムーズに動くようになるため、美しい文字を書きやすくなります。

 

手首を固定する

ボールペンを正しく持つだけでは、美しい文字を書くことはできません。手首が固定されていないとペン先のコントロールが上手くできず、文字が安定しないのです。手首を固定して書くことも、美文字に繋がる重要なポイントになります。

手首を固定するためには、小指の付け根から手首にかけての手の側面をぴったりとテーブルに付けることがポイントです。手首を固定しておけばペンがスムーズに動くようになり、文字を美しく書けるようになります。

またこのとき、小指を手のひらに付けるようにして、少し力を入れておきましょう。こうすることによって、長い時間文字を書いていても手が疲れにくくなります。

 

ペン軸の角度を意識する

ペン軸の角度は机から45度くらいに固定しましょう。この角度から大きく外れてしまうと、ペンの動きが鈍って滑らかに文字を書けなくなります。この角度を保つためには、人差し指の第2関節と第3関節の間でペンを支えることがポイントです。

 

持ち方NG集

ボールペンを正しく持てていない人は意外と多くいます。下記に間違った持ち方で多いものを挙げてみました。自分はこんな持ち方をしていないか、チェックしてみてください。

 

小指を伸ばしている

小指を伸ばして文字を書く人が多くいます。しかし美しい文字は指の力加減で成り立っているため、小指の力が抜けただけで、一気に力のバランスが崩れてしまいます。

小指は手のひらに付けるように曲げて、指全体の力バランスを失わないようにしましょう。また、前述したように小指に少し力が入っていると、疲れにくくなります。安定した力で長く書き続けるためにも、小指を握っているかは重要なポイントです。

 

親指を中に入れる

親指を握りこむように中に入れる持ち方も、美文字を邪魔する原因の1つです。親指は横に線を引く際に力を入れるエンジンのような役割を果たしています。親指が握りこまれていると不要な力が入ってしまい、横方向に滑らかに動かすことができません。

 

指を突き出す

指を突き出すようにしてボールペンを持つ人がいますが、この持ち方も美しい文字を書くのには適していません。指を突き出していると線を引くときにスムーズに動かせなくなり、コントロールが難しくなります。

これを直すには、ペンを支えるときに親指の先を使うことが有効です。そうすると力をコントロールしやすくなり、繊細な文字が書けるようになります。

 

持ち方を矯正するには?

美しい文字を書くには正しくペンを持たなければならないとはいえ、今までの持ち方を変えるのは難しいことです。持ち方を意識してもなかなか治らないという人は、矯正グッズを使用するという方法があります。

 

矯正グッズを使うと、指が矯正された持ち方に慣れていくため、徐々に持ち方が直っていきます。

矯正グッズはペンに付けて持つタイプのものが多くなっています。子ども用のものがメインですが、大人用の矯正グッズも販売されているため、大人になってからの矯正にはこういったグッズを使うと良いでしょう。

 

美文字を目指すなら、正しいペンの持ち方を身につけることは必要不可欠です。美しい文字を書くための第一歩として、まずは今までの自分の持ち方を振り返り、正しい持ち方に直してみましょう。

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