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葉音書道教室

大阪府大阪市「葉音書道教室」
塾長:古西行代(雅号:葉音) 2012年2月開塾

書道をはじめたきっかけ

大阪校に通学しながら大阪市内の自宅で教室をしている古西葉音(こにし はおん)と申します。

当初は小中学生の9年間習っていた習字をまた習いたいという気持ちと、今後資格として何かの役に立てばいいかなという思いから書道師範講座を受講し正師範免許を取得しました。

塾をはじめたきっかけ

正師範免許を取得後も書くことが楽しく筆心の月例コンクールや展覧会に出品したりして過ごしていたある日、長男のお友達のお母さんから『教室はされないんですか?』とお話をいただきました。

不安だらけで凄く悩みましたが、子供へ教えることで基本的なことをもう一度見直すチャンスにもなるし、自宅で少人数なら自分にも出来るかなと思い開塾することにしました。

最初の1ヶ月は生徒さんと1対1。不慣れな私、お互い緊張の1時間でした(笑) が、その時間が私にゆっくりと筆心を使っての指導方法や時間の使い方を学ばせてくれました。
その後はご紹介によって1人が4人、4人が6人と少しずつ生徒さんを増やしていく事が出来ました。

 

写真1-学習の様子
学習の様子その1
写真2-1 学習の様子
学習の様子その2
写真2-2 集中して書きます
集中して書きます
写真2-3 硬筆も丁寧に
硬筆も丁寧に

 

塾運営の工夫

うちの教室は定員4人を1時間入れ替えで行っています。毎回少人数でワイワイ。

息抜きと集中のメリハリ

個別指導に近い状態で1時間ずっと集中し書き続けるのは子供達もしんどいはず。
準備中に学校での出来事を聞いたり合間に冗談を言ったりして時々気を抜く時間も作っています。

気を抜いた後はしっかり書いてもらっています。
集中し綺麗な文字を書けるようになって欲しいのは勿論ですが何より書くことが好きになって欲しいと思っています。

ときどき思い出して書いてもらう

お手本どおりの綺麗な文字が書けた時、苦手な右払いが上手く出来た時、筆心に自分の作品が載った時などは本当に嬉しそうな笑顔を見せてくれる子供達です。

普段の学校生活の中でもここと同じような字を書いて欲しいですがそれはなかなか難しい様子。
時々でいいので私に言われたことを思い出しながらノートを書いて欲しいと伝えています。

ゆっくりと落ち着いて、字の形やバランスを気にしながら整った文字を書いて欲しいです。教室に通えなくなってからも習っていて良かった、久し振りに筆が持ちたいな、綺麗な字を見ると書けると気持ちいい、などこれからも自分の字に関心を持ち続けて欲しいと願っています。

わたしの目標

冒頭にも述べましたが私は現在東京書芸学園大阪校に通っています。まだまだ未熟な私です。

様々なジャンルにチャレンジ

正師範取得後も月に1回ずつですが古典臨書とかな書道を受講しています。
古典臨書は師範講座でゆっくり学べなかった古典の筆使いを全臨して学ぶことが出来たり、一緒に受講している師範取得者の皆さんの作品を見せていただいたりして刺激を受けています。

かな書道は多少苦手意識があり、漢字と全く違う筆使いに試行錯誤しながら勉強しています。

知れば知るほど増すやりがい

元々は自分自身が楽しみたかった書道。書けば書くほど、知れば知るほど書道の難しさがわかってきますが、やっぱり楽しくて筆を持つと気分がいい。

子供達に教えながらもっともっと自分自身の力も付け今後も展覧会などに出品していきたいと思っています。いつもご理解ご協力をしてくださる保護者の皆様に感謝し、沢山の力と笑顔をくれる子供達と一緒にこれからも『書』を楽しみ続けていきたいと思います。

 

学習中の臨書作品
学習中の臨書作品

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