【綺麗な文字は心構えから】まずは丁寧に書いてみよう!

パソコンの普及によって字を書くことが少なくなっていますが、たまに字を書く機会があると、自分の字が想像以上に汚かったということはありませんか?中には、字の汚さは直らないとあきらめている人もいるのではないでしょうか。

しかし、ゆっくり丁寧に書くことを意識すれば、誰にでもきれいな字が書けるようになります。ここでは、きれいな字を書く方法について、ご紹介していきます。

 

きれいな字を書くためには

きれいな字を書くためには、「ゆっくりと書く」ことを意識する必要があります。試しにさっと素早く字を書いてみてください。字の形やバランスが崩れていたり、一本一本の線が変につながったりしていませんか?早く書いた字には丁寧さが損なわれ、見る人に雑な印象を与えます。

しかし、ただゆっくりと字を書けば良いのではありません。例えば、「一」という漢字を10秒かけて書いてみるとします。あまりにゆっくりすぎると、余計にバランスが取りづらくなったり、線がぶれてしまったりするのではないでしょうか。

丁寧に書ける時間には個人差があります。まずは普段よりもゆっくりと書いてみることからはじめ、練習を積み重ねていく中で自分に合った時間を見つけてください。

 

落ち着いた気持ちで書くことが大切

例えばのし袋に名前を書くとき、「きれいに書かなければ」というプレッシャーで、なおさら上手く字が書けないということがあると思います。また、字を書くことに対する苦手意識もそのまま字に表れます。

きれいな字を書くためには、気持ちを落ち着かせることも大切です。深呼吸をして呼吸から整え、心を込めて丁寧に、ゆっくりと一文字一文字を書いていきましょう。自宅で練習する際は、お気に入りの音楽をかけたり好きな香りのアロマを焚いたりして、リラックスできる環境を作ると良いでしょう。

 

意識するだけ!3つのコツ

とはいえ、人にはそれぞれ今までにしみついたクセがあり、丁寧に書くだけではきれいにならないということもあるでしょう。そのようなときは、ちょっとしたコツを意識して書くだけで見た目がよくなります。

 

横線は少し右上がりに、縦線はまっすぐ

横線を少し右上がりに書くようにすると、字が格好良く見えます。目安は6度と言われていますが、厳密でなくてかまいません。

縦線はまっすぐに引くようにしましょう。縦線がぶれたりゆがんだり斜めになったりすると、字全体のバランスが損なわれます。

 

線と線は平行・等間隔に

字の画数が多くなってくると、線がゆがんでいることから字が潰れて見え、汚くなっていることがあります。線は平行に引くよう心がけましょう。

また、例えば「川」や「三」という字など、横線や縦線を続けて書く字は、線と線の間隔が同じになるように字をおさめると、全体のバランスが良くなります。

 

書き順通りに

小学校で習った字の書き順は、きれいに整った字を書くための順番です。書き順を無視して字を書くと、クセが出てしまったりバランスが悪くなったりしてしまいます。書き順が分からない漢字があれば調べ、正しい順番で字を書く習慣を身につけましょう。

 

ペンの持ち方

箸を持ったとき下になる方を抜き、その形をキープしたままペン先から3センチのところまで指を下げる。これが正しいペンの持ち方です。

ペンの持ち方が良くないと指の動きが制限され、自由に線を引けません。きれいな字を書くためには持ち方も重要ですが、そこにばかり意識がいくと字を書くことに集中できないこともあるでしょう。ですからまずは、普段通りの自分の持ち方で、とにかく書くことに慣れてください。書いているうちに、手が疲れやすかったり筆圧が強すぎたりなど、気づくことが出てくると思います。余裕が出てきたら、正しい持ち方を意識して、悪い点を修正していくようにしましょう。

 

初めのうちは慣れずに上手く書けないかもしれませんが、きれいに書こうと気持ちを込めた字は、見る人に丁寧さが伝わる文字になっています。自分は字が汚いからとあきらめず、ぜひ普段から丁寧にゆっくり書くことを実践していただければと思います。

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